決まったら考えるよ。

思いついたことそのまま書く。髭剃り、読書、仕事、考えたこと、調べたことを備忘録代わりに。慶應通信で大学生もやっています。

両刃カミソリ、プレシェーブの意味とは

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両刃カミソリを使うまで、「プレシェーブ」なんて単語に興味を示すことはなかったように思う。風呂に入り、なんとなくシェービングフォームを使って顔を真っ白にし、その上をなんとなく刃を滑らせて、顔を洗う。そして鏡を見るといつもの見飽きた顔から髭は消えて、世間一般で言う「清潔感」というやつを身にまとう…ような作業だった。

しかしひょんなことから両刃カミソリで髭を剃るようになり、ひとつずつの作業工程が「儀式」と言えてしまうような面倒くさくて楽しい作業になった。今回はその面倒くさくて楽しい作業の第一歩、プレシェーブに関して。



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そもそもヒゲはとても固いもの

髭剃りは端的に言えば「刃物で対象物を切断する」という行為である。その行為を容易にするためには、切れ味鋭い刃物を利用してサックリとやるか、対象物を柔らかくするか、という解決方法しかない。そして刃物を鋭くする方法というのは「自ら研ぐ」とか「恐ろしく攻撃力の高い刃物」を使わねばならないワケで、それではリスクもコストも跳ね上がる。ということは被切断対象である髭を柔らかくすれば良いのである。では、ヒゲはどれくらい固いのか。


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引用:ヒゲの雑学 - フェザーミュージアム


黄銅線でググったらこんなん出てきた。マジかよ

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そりゃ柔らかくせにゃうまく剃れんわ…刃こぼれもするわ…。


じゃあヒゲはどうやったら柔らかくなるのか

ヒゲはそもそも何者なのか。これもまたフェザーミュージアムより。

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引用:ヒゲの雑学 - フェザーミュージアム


ケラチンとな。聞いたことはあるがこれまたググってみると…


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タンパク質らしい。じゃあ次は「タンパク質 柔らかくする方法」でググってみると…


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一切参考にならん。オレはステーキ肉を柔らかくしてぇワケじゃねぇんだよ!w

という訳で経験則から自分で考えてみると…。

  • 風呂場で剃るのが良いと言われている(理由はわからん)
  • ヒゲを剃る前に「蒸らす」という行程を経ることが多い。(柔らかくなりそう)
  • プレシェービング剤が存在している(これはヒゲを柔らかくすることも目的であろう)

といったあたりから、「水分」という共通項を見つけることが出来る。なのでヒゲに水分を含ませてやれば柔らかくなりそうだ。(…蒸らすって毛穴広がるから髭の自由度が上がって抵抗に対する可動範囲が広がるから剃りにくくなるような気がしてきた。)


ヒゲに水分を供給する方法

 じゃあ具体的にヒゲに水分を供給して、そのヒゲを柔らかくする為にはどうすれば良いのか。究極的に言えば「濡らせばいいだろ」な、ワケだがヒゲ剃り前にパシャパシャと濡らした程度で剃ってみれば非常に痛い血の池地獄に落ちるので具体的な方法を考えてみる。

そもそも髭が生えている場所の構造から考える

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引用:ヒゲの雑学 - フェザーミュージアム

本当にこのフェザーミュージアムのページすげぇな。読んでるとめっちゃ楽しいw

 で、ここに髭剃りで「剃る」ポイントを図示すると…


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 こんな感じ。だから、ヒゲを柔らかくしなきゃいけない場所は…


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 この青丸のポイント。皮膚、毛穴という位置。そう考えると「蒸らす」という行為がとてもヒゲを柔らかくすることに効くのは合点がいく。蒸らすことによって(理屈はようわからんが)毛穴が広がり、その毛穴から生えているヒゲのより根本まで水分を供給するということになるから。しかし毎回毎回タオルでヒゲを蒸すのは準備が面倒だし、待ち時間も短くはない。もっとサックリ済ませられる方法を探す。

ただ顔を濡らすだけでヒゲが柔らかくならない理由

 先ほどの蒸しタオルは「毛穴を広げて水分をぶち込む」という手法である。手でお湯をすくってヒゲに刷り込んでも同じ効果が得られるはずだが、現実はそうはいかない。その理由はこれまた経験則から想像が可能。「皮脂」である。皮脂は読んで字のごとく油であり、水と混じりあうことはない。だからただ顔を濡らすだけでは毛穴周辺の皮脂によって水は弾かれてしまい、ヒゲに水分が供給されることにはならない。

 なのでここから想定される手段は「皮脂を完全除去」もしくは「油と水の性質をどうにかして水を叩きこむ」の2つとなる…が、皮脂を完全除去するのはなんだかとてもお肌に悪そうな気がするし、非現実的なので「油と水の性質をどうにかして水を叩きこむ」というアプローチで進む。

油と水の性質をどうにかして水を叩きこむ方法

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油と水は混ざらないけれど、いわゆる界面活性剤というものを利用することで混ぜることが出来るようになる。*1

 だから、「界面活性剤の力を借りれば皮脂に邪魔されず、ヒゲに水分を叩きこむことが出来る」という結論に至る。

そして行き着いた結論

水分と界面活性剤によって作られたものを使えば皮脂にも負けずヒゲに水分を供給することが出来る。そしてそのようなプレシェーブ剤はなんかないかな…と探し回ってみると行き着いた。


PRORASO(ポロラーソ) プレシェーブクリーム ノーリッシュ

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Prorasoのプレシェーブ剤。という訳で個人的にグダグダと考えた結果、ポチってみました。届くのに1週間~2週間ということで実際に使用できるのは少し先になりそうだけど楽しみ。

 何も考えずに「やると良いと思うよ!」なんて言われていることを自身の面倒くさい性格から疑い、調べなおして「車輪の再発明やん!」なんて事象がいつも通り顕在化したけれど、なんか今回は凄く納得したから良しとする。

 しかし探すとプレシェーブ剤って結構種類あるな。オイル使用してるのなんかもあるし。このあたりはおいおい調べていくことにしよう。この沼もまた底なし、いくら金があっても足りぬ…。


*1:原理に触れるだけでおそらく論文クラスだし、僕には語ることが出来ないのでその性質だけを利用させてもらう

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